LD=レーザーディスク、かつて映像規格の王者の座に到達し、そしてDVDの誕生と共に凋落して、前世紀の末には完全に生産停止した映像規格であります。このシリーズは、自分がコレクションとして保管している色んなアニメ作品のLDジャケットの鑑賞会的なもので、ついでに簡単な画質検証もやっていくという企画です、今回は『破邪大星ダンガイオー』(1987年)になります。
三行でまとめる『破邪大星ダンガイオー』
- 80年代後半ロボアニメの主流になりつつあるリアル風潮に対して熱血系ロボアニメの猛反撃。
- よって、変形合体や武装設定の合理性等はとりあえず二の次、派手な演出と勢いが最優先。
- 美少女+巨大ロボットのクロス・ファイト!!
当初は6話構成の予定だったんですが、諸事情により結果的に全3話で打ち切りとなってしまった、しかし、アニメ以外にも、漫画やドラマCD、カセットブック等の関連作品が色々発売されて、そしてビデオゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズにも数回の参戦歴があって、僅か3話でこんな人気が集まって、それだけの魅力がある証明ですね、初期のLDは単話販売の形で計3枚ですが、今回用意したのは後期発売の廉価版LDセットです、LD2枚分の各面で1話ずつ収録しています(2枚目B面未使用)、そして新規デザインの見開きジャケット、これもこれで観やすくてアリと思いますが、初期版のジャケットは平野俊貴(旧名義=平野俊弘)氏が描いた可愛いキャラ絵が載っているので、そちらもいつか手に入れたいですね。
ジャケットの表紙と裏表紙、収録話数:第1話『クロス・ファイト!!』、第2話『涙のスパイラルナックル』、第3話『復讐鬼ギルバーグ』
表紙裏、ドデカいダンガイオーのCG(?)絵迫力があってめっちゃ格好いい!
そして画質について、以下説明!
周知の通り、LDは大体DVDと同等くらいの画質と言われていますが、アナログ信号とデジタル信号の比較自体はあまり意味ないと思います、ここはあくまで「LD映像をブラウン管で観ればこんな感じだよー」「あえてデジタル信号に変換すればこう映るよー」という趣旨でやっています、ではいきましょう!
使用機材は下記の通りで、使用映像は第1話の一部のシーンとOP動画になります。
LDプレーヤー:PIONEER CLD-R5
変換方式:S端子 → HDMI
キャプチャボード:ASUS TUF Gaming Capture Box-FHD120
エンコード解像度:1440×1080 (4:3)
検証ソフト:破邪大星ダンガイオー 第1話
ブラウン管直撮り← →デジタルへ変換後
オープニング
今回のLD盤はCLV形式で一時停止するとブルースクリーンになるため、写真撮るの大変でしたが、如何でしたでしょうか?撮影カメラの関係もあるので、カラーバランス的には恐らくデジタル変換後の方が正しいかもしれません、何回も言うんですが、実際にブラウン管で観ると本当に鮮やかで色も正しくて、写真の10倍綺麗だったので、皆さんもブラウン管買いましょう(X)、不定期ですが、次回も他の作品を紹介したいと思います、それでは!
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